2008年3月25日火曜日

オーストリア合宿!

こんにちは。
今日オーストリアから帰ってきました。オーストリアはミュンヘンよりも暖かく、
日中は半そで短パンでサッカーしても問題ないくらいでした。
オーストリアでは何故か俺だけVIP待遇でした。まず、ホテルの部屋は他のチームメイトは6人部屋とかなのに俺は2人部屋でした。しかも超広くてビックリ。
同じルームメイトはGKのフランツ。しかもジムも上の階にあったりサウナもあったり環境として最高だった。しかもマッサー(マッサージの人)もいて最高の部屋でした。何故俺はこんなにもVIP待遇なのかと疑うくらい。

金曜日に昼について午後からすぐに練習。そして土・日・月と午前・午後練習しました。そして土曜日は試合もあった。

しかし俺がこの期間で感じた事は「失望」の二文字だけだった。
正直言って今回の合宿は意味が無い。と思った。タバコを吸うやつ、ディスコに行って次の日の練習にこないやつ。練習をマジメにやらないやつ。そんな光景が今回は沢山目に付いた。俺はプロを目指して100%でやってるのにあいつらは全く反対だった。それが虚しくて悲しくて仕方が無かった。俺は毎回の練習・試合の為にコンディションを整えていた。でも彼らは全く関係なしで酔っ払っていた。
俺は本当に悲しかった。裏切られた気分だ。
そして今回俺は早くこのチームから移籍しないとと強く思った。
原因は根本的な「考えの違い」にある。俺はプロ選手になるためにドイツに来た。

しかしそんな中でも俺の気持ちをわかってくれる人物が2人いた。
1人はキャプテンのAndrea。彼は最近までイタリアのミランのチームでプレーしていた。そいつは俺の気持ちを一番わかってくれていた。
練習の後話しかけてきた。「今日の練習どうだった?」俺は良くないねと答えた。すると「トシはもっと上のリーガでやった方がいい。だから他のチームに行くべきだ!」「俺にはコネがある。Unterhachingなんてどうだ?」俺は感激した。そのチーム名は俺が毎回言ってる通り俺が契約したいチームだ。彼はそのチームの関係者とコネがあるらしい・・・。そして俺は彼に全てをブチ明けた。そして彼は理解してくれた。今度その関係者の人を紹介してもらうんだ。

もう一人はルームメイトでGKのFranz。彼に「ドイツのチームでどこが好き?」って聞くと「FC Perlach」と答えるくらいチームを愛してるやつ。彼とは部屋が一緒だった事もあり沢山話す機会があった。そして彼は真剣に俺の話を聞いてくれた。
俺がもっと上のリーグでやりたいと言った時、彼曰く「Unterhachingはどう?ここはコネクションは簡単だよ」と言っていた。だから何かとコネはあるらしい。

これも何かの縁なのか。Unterhachingでプレーできそうな気持ちになってきた笑

そんなこんなで上の2人は俺の気持ちを物凄く理解してくれた、その2人がいればまだ安心して今のチームでプレーできる。そんな彼らに感謝したい。

失望した合宿の中でもプラスになる事も沢山あった。特にドイツ語の方は上達したと思う。ずっとドイツ語だけの世界だったからね笑
いつ他のチームに行っても良い様に体調だけはしっかり整えておきます。

昨年の今日(25日)はドイツに来た日。あれから1年。沢山の人に支えられてここまでこれた。そして今後もっと上のステップ・次のステージに是非行きたいと強く思う。俺に携わってくれている方々全員に感謝したい。本当にありがとう。

トシより

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