2009年6月1日月曜日

オーストリア

こんにちは。
ただいまオーストリアから帰ってきました。
移動時間に車で片道12時間というとっても長い移動時間だったけど無事帰ってきました。
俺らの行ったのはオーストリアの超ド田舎。
今回はそこの町のクラブが今年で50周年にあたるということで試合に招待されました。
それからWERDER BREMENをより知ってもらうために各地をまわって親善試合をしてきました。
一日2試合だったので最終日の最後の試合で足がつってしまった笑

まずは一日目は朝早くブレーメンを出発してオーストリアについたのが夜の22時。
途中ミュンヘンも通ったんだけど(高速道路で。)久々にアリアンツアレーナ(バイエルンの本拠地のスタジアム)を見ました。チラッとしか見てないけど、あれを見るとミュンヘンだなって思った。到着後ご飯食べてこの日は終わり。泊まったホテルが最高だった☆回りは山だけでそこにポツンとある家(ホテルって感じではなくてペンションって感じ。)だったし、ホント映画に出てくるような感じの風景があった。今までいろんな町行ったけど今回の所は1番綺麗かもしれない。

2日目は試合が2試合。一つはそのクラブの50周年インターナショナル記念トーナメント戦。でも参加チームはオーストリア、ドイツの2カ国。ん?インターナショナル???笑
この試合では1点決めました。でもチームとしてのやりたいこととかもっと細かい部分のがバラバラでもっと話合わないといけないと感じた。みんなバラバラのサッカーをしてる印象だった。んで、俺はチームメイトに切れた。相手が格下だったら尚更圧倒的な試合をしないといけないって俺は思ってるし、「あ~やっぱりヴェルダーって凄いな」って思ってもらえるような迫力ある事しないといけないって俺は思ってたからみんなに伝えた。それからフレンドリーマッチがあった。俺はどっちとも中盤をやった。中盤でしっかりボール持てて繋げる選手ってのがいなくて監督は俺にその役を。本職じゃなくても、チームの戦術をしっかり受け止める。MFだから嫌だ~じゃなくてMFだったらMFで100㌫プレーする。自分の経験だったりをチームに伝えないといけないと思ってるからわがままなんて言ってられない笑

3日目も同じ感じ。準決勝があって。勝って。それからフレンドリーマッチ。それから夜はDFB-POKAL(ドイツカップ)の決勝をTVで見ました。決勝は我らがWERDER対LEVERKUSEN。試合は俺らの1軍が勝った。オーストリアに来て感じたけど、凄いみんな見てくるよね。会場に入っても「あ!ヴェルダーだ!!」って。それだけ大きなクラブ、影響力のあるチームなんだなって思った。だから人前に出る時はいつ、どこで見られても良い様にって心がけてた。みんなね。だからちょこっと食事行く時でも、朝飯でもちゃんとチームのもの着て、髪も寝癖じゃなくてちゃんとして・・・というように。それから反ヴェルダーという人たちも沢山見たし、会った。ひたすら文句ばっか言う人たちも中にはいる。みんながファンとは限らないからね。俺は試合中反ヴェルダーの人たちに文句だったりけなした言葉言われてキレそうになった。聞き流せる人にならないとね。プロ選手は聞き流してるんだろうね。俺もそういう人にならないと・・・と感じた。

最終日は決勝だけがありました。残念ながら決勝では負けてしまった。かなりの疲れがあったのは確か。でも俺は中盤で走りまくった。決めれるチャンスが数度あったんだけど決めれなかった。試合前に地元の小学生くらいの人が俺の所来て「あなたのプレー良いですね~」って言ったくれた。小学生だよ?日本じゃあり得ないよね。これがやっぱ本場のサッカーだよね。大人子供関係なくサッカーを見る目を持ってる。そして「握手してください」って言われた。チームメイトの前だったから恥ずかしかったけど、嬉しかった。チームメイトは「お!トシのファンだな!サインしてあげないとっ笑」って。
この時、「小さい子にもっと夢を与えれるようなプレーをしないとな~」って強く感じた。たぶんその子はかなりの勇気もって話しかけてくれたと思うし、ワクワクしながらプレーを見てくれてたんだと思う。俺が好きな選手と会う時と一緒で。そういう人たちのワクワクをもっとドキドキに変えられるようなプレーがしたいね。試合後、またその子が来て、「もし可能ならユニホームください」って。でもそれは残念ながらできないって言ったら少し悲しい顔してた。あげれないものはしょうがない。でもこの子の要望にできるだけ近い形で答えてあげれるのはどうすべきか。って考えて、その子カメラもってたから、写真撮るときにユニホーム着させてあげた。そしてカメラ撮った。俺がその子にできる最大限の事だった。その子はとっても嬉しそうに両親の所に帰ってった。俺は、例えどうしようもない要求が来たとしても自分の最大限できる事をファンの人にはしてあげたい。大人だろうが子供だろうが関係ない。100㌫で向かってきてくれるファンに対して自分のできる範囲の100㌫で答えてあげたい。そんな選手になりたい。

それから俺らは結局決勝で負けたので2位。でもmvp賞のトロフィーをいただいた!!!!!
どんな小さな町の大会でもやっぱり選んでもらうのは嬉しい。トロフィーは家に飾っておきます。fwとしてじゃなくてmfでもらった賞だからちょこっと嬉しさは高いです。

今回もまた沢山の事を感じた。ちょこっとは成長できるんじゃないかな。

明日は俺の21歳の誕生日!!!!


トシより

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